一般的な稽古の流れを紹介します。
クラス・時間によっては内容が異なる場合もございます。
黙想
稽古は黙想から始まります。
正座をして目を閉じ、気持ちを切り替え集中して稽古に臨みます。
準備運動
稽古の前に十分に準備運動をすることで怪我の予防になります。
また、柔軟性を高めることで四肢の可動域を広げ技術向上にもつながります。
基本稽古
「空手の命は組手にあり、組手の命は基本にあり」と言われ、空手の根源が基本稽古にあります。
さまざまな種類の基本を習得し、技術向上を目指します。
移動稽古
前後に移動しながらの稽古です。
重心のコントロールや動きながらの技の出し方、タイミングを体得します。
型稽古
基本稽古・移動稽古で学んだことに加えて、方向転換や立ち方が変化する型で更にバランス感覚を養います。力の強弱、技の緩急、呼吸の調整を体得していきます。
体力稽古
「技は力の中にあり」 と言われるように戦える丈夫な体がないと華麗な技も出す事が困難になってきます。
各自のレベルに合わせて補強運動を中心とした体力稽古を行います。
ミット稽古
相手と対面してのミット稽古です。さまざまなバリエーションの技の練習や、力の強弱、打ち方、蹴り方などを体で覚えながら実際にミットに突きや蹴りを当てる稽古を行います。
組手稽古
実際に相手と組手を行い、空手の攻防を学びます。
直接、突き蹴りを体で受けて痛みが分かることで人を傷つけない優しい心を身につけるのが目的でもあります。
黙想
稽古後に心と呼吸を整えます。
黙想しながら、今日の稽古の反省点を思い出し、次の稽古に生かしていきます。